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熊本県の最恐心霊スポット23選!病院やホテルの廃墟など怖い場所はどこ?

熊本県は、数多くの歴史と豊かな文化に育まれた、九州を代表する主要都市のひとつです。阿蘇山や熊本城といった有名な観光名所をはじめ、県のPRキャラクター「くまモン」や、地元ならではのグルメなど、多彩な魅力を持ち、多くの観光客を惹きつけています。このように偉大な歴史を築いてきた熊本県ですが、その一方で、過去には悲しい事故や自然災害に見舞われた歴史もあります。そうした出来事にまつわる場所では、「霊が現れる」といった噂が語られるようになり、現在では心霊スポットとして知られる場所も少なくありません。本記事では、実際に不思議な体験をしたという声が多く寄せられている熊本県内の心霊スポットの中から、特に注目されている23ヶ所をご紹介いたします。

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▼熊本の最恐心霊スポット23ヶ所

娑婆神峠|熊本の心霊スポット

画像:@bhlsyo

熊本県にある心霊スポット「娑婆神峠(さばがみとうげ)」では、少し怖い体験ができる場所として知られています。この峠は、1877年に起きた西南戦争の松橋の戦いにおいて、激戦の舞台となった場所です。その際に命を落とした兵士たちの霊が現れるという噂や、県道244号線沿いで自ら命を絶った方がいるという話が広まり、現在では多くの心霊ファンや探索者が訪れるスポットとなっています。

娑婆神峠は古くから峠道として利用されてきた歴史があり、急勾配で通行が困難だった場所を、立善という僧侶と地元の人々が協力して石畳の道を整備したとも伝えられています。こうした背景のもと、峠では滑落事故や自殺にまつわる霊の目撃情報が絶えず、今なお不思議な現象が語り継がれている場所です。

吉次峠|熊本の心霊スポット

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熊本県にある心霊スポット「吉次峠(きちじとうげ)」では、少し怖い体験ができるかもしれません。吉次峠は、西南戦争の激戦地としても知られており、西郷軍と官軍の双方に多くの戦死者が出た場所です。

祖国や大切な家族、恋人を守るために命を捧げた兵士たちは、今では英霊となり、静かに訪れる人々を見守っていると伝えられています。

七本官軍墓地|熊本の心霊スポット

熊本県にある心霊スポットとして知られる「七本官軍墓地」では、少し怖い体験ができるかもしれません。この墓地は、西南戦争で戦死した官軍の軍人や警察官が埋葬されている21ヵ所のうちの一つで、歴史的にも重要な場所です。

墓石には、戦死された方々の出身地や階級、戦死日、所属していた部隊名などが刻まれており、西南戦争の激しさや当時の状況を今に伝えています。そのリアルな雰囲気から、歴史再現の映像作品などで使用されることもあり、名前を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

また、この場所には「七本官軍墓地から田原坂を目指して霊が向かう」という噂もあり、心霊スポットとしても語り継がれています。

天門橋|熊本の心霊スポット

熊本県にある「天門橋」は、心霊現象が体験できる場所として知られており、怖い体験を求める人々の間で注目されています。天草地方には、美しい景観で人気の「天草五橋」と呼ばれる観光名所がありますが、天門橋はその中でも最初に架けられた橋にあたります。

しかしながら、この天門橋には「自ら命を絶つ人が後を絶たない」という噂があり、自殺の名所としても知られています。そのような背景から、心霊スポットとしても話題となり、多くの心霊ファンやオカルト愛好家が訪れています。

実際に訪れた方の中には、「女性の笑い声が聞こえた」「橋から人が身を投げる姿を見た」といった不思議な体験を語る人もおり、そのような噂がさらに広まるきっかけとなっています。また、橋の建設工事中に事故で命を落とした方の霊が現れるという話もあり、天門橋は多くの人々の関心を集める場所となっています。

高島公園|熊本の心霊スポット

画像:ホームメイト

熊本県にある「高島公園」は、心霊体験ができる場所として知られているスポットです。昼間は野球場や神社、休憩所、遊具などの設備が整っており、家族連れにも親しまれている公園です。また、園内の展望台からは八代の街並みや八代海を一望できる絶景スポットとしても有名です。

しかしながら、地元の方々の間では、この展望台にはあまり近づかないという話も聞かれます。その理由は、展望台にある貯水タンクが自殺の名所として知られており、心霊的な噂が絶えないためです。特に、貯水タンク脇の岩肌から人の顔が浮かび上がって見えたという話が広まり、不気味な印象を与えています。このような背景から、高島公園は心霊マニアの間で注目を集める一方で、一般の方々には近づきがたい心霊スポットとして知られています。

水俣エコパーク|熊本の心霊スポット

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熊本県にある「水俣エコパーク」は、広さ58ヘクタールを誇る広大な敷地を有する複合施設で、時に“心霊スポット”としても話題に上がる場所です。園内には、美しいバラ園や竹林園をはじめ、Jリーグチームのギラヴァンツ北九州やロアッソ熊本が練習試合を行うサッカー場など、さまざまな施設が整備されています。

また、恋路島といったパワースポットや、熊本の特産品を豊富に取りそろえた道の駅などもあり、自然や文化、グルメを一日中楽しめるスポットとして地元でも親しまれており、地域メディアが撮影に訪れることも多くあります。一方で、園内では心霊現象を体験したという噂が度々ささやかれており、特に各所に設置されている公衆トイレに関しては、過去に不穏な出来事があったとの話が広まり、多くの利用者が敬遠するようになったとも言われています。

内大臣橋|熊本の心霊スポット

画像:@Saya_Ue

熊本県にある「内大臣橋(うちだいじんばし)」は、恐怖体験を求める方々の間で知られる心霊スポットです。橋の北側の入口付近には、地蔵尊や「南無阿弥陀仏」と刻まれた石碑が静かに佇んでおり、訪れる人の心に不気味な緊張感を与えます。

この橋が完成した当初は、欄干が低かったことから、飛び降りによる自死や転落事故が多発し、悲しい出来事が繰り返される場所となっていました。その後、欄干の高さを上げるなどの改良工事が行われ、事故は減少したと言われています。

しかしながら、現在に至っても、過去に命を落とされた方々の霊が現れるという噂は絶えず、熊本県内でも有数の心霊スポットとして、多くの人々が訪れる場所となっています。

天草パールラインホテル|熊本の心霊スポット

熊本県にある心霊スポット「天草パールラインホテル」では、怖い体験ができるとされています。このホテルは1963年に開業されましたが、1980年頃には廃業したと伝えられています。

「天草パールラインホテル」では、宿泊客が首吊り自殺をしたとの噂があり、その後、近隣で首吊り自殺の霊が出現するという話が広まりました。このことが、ホテルの廃業の一因となったとも言われています。

現在、跡地は太陽光発電所として利用されており、撮影が禁止されている区域も存在します。動画や写真の撮影を行う際には、十分にご注意ください。

人吉ループ橋|熊本の心霊スポット

熊本県にある心霊スポット「人吉ループ橋」では、怖い体験ができるとされています。普段はドライブコースやツーリングコースとして有名な人吉ループ橋ですが、過去に飛び降り自殺や自動車の転落事故が発生したことがあり、そのため霊的な現象が起こるとの噂が広がっています。

実際に人吉ループ橋を走行中に気分が悪くなった方や、撮影中に何も触れていないのに突然動画が乱れて撮影が中断されたという体験をされた方も多く、そうした噂が絶えません。この場所で心霊的な体験をされた方は、念のため供養やお祓いを行うことをお勧めします。

立神峡|熊本の心霊スポット

画像:じゃらんねっと

熊本県にある心霊スポット「立神峡(たてがみきょう)」は、恐ろしい体験ができる場所として知られています。美しい清流と人気のキャンプ場がある立神峡ですが、毎年水難事故が発生しており、地域には数々の噂が残っています。「日本兵の霊が出る」「白い着物を着た女性を目撃した」「川で遊んでいる最中に何者かに足を引っ張られた」など、その怪異に関する話が絶えません。

キャンプ場も併設されており、多くの人々がアウトドアやバーベキューを楽しんでいますが、川で遊ぶ際には、必ず浅瀬で遊ぶよう心掛けましょう。沖まで行くのは避け、飛び込み禁止の看板も設置されているため、飛び込み行為は絶対に避けてください。また、川で遊ぶ際には、「亡くなった方の霊が遊んでいる人の心臓をつかんで心停止に追い込む」というような噂もあるため、十分に注意を払うことが大切です。

臼内切|熊本の心霊スポット

熊本県にある心霊スポット「臼内切(うすねぎり)」は、恐ろしい体験ができる場所として知られています。別名「千人塚」とも呼ばれ、かつて隠れキリシタンたちの隠れ家であったと伝えられています。

この地では、満願寺というお寺が隠れキリシタンをかくまっていたと言われていますが、ある日、60人以上の家族が残酷にも打首にされたという凄惨な出来事があったとされています。

その後、命を奪われた隠れキリシタンの家族が眠る場所とされているため、地元の方々はその土地を避けることが多く、その不気味さを感じ取っています。現在も、隠れキリシタンたちのお墓は盛り土となっており、周辺では霊が現れたという噂も絶えません。

金峰山|熊本の心霊スポット

画像:熊本観光ガイド

熊本県に位置する心霊スポット「金峰山」では、怖い体験ができると言われています。普段は山へのドライブやツーリング、また熊本市街の美しい夜景を楽しむスポットとして親しまれていますが、実は事故を引き起こす心霊現象が報告されたことがある場所でもあります。

これまでに数多くの心霊体験が報告されており、例えば「崖の急カーブで人魂を見かけた」、「白い人影が突然飛び出してきた」、「ガードレールにぶつかりそうになった時、惜しいという声が聞こえた」といった現象が確認されています。また、昔この場所が姥捨山であったという説もあるため、その心霊現象に何らかの関連があるのではないかと考えられることもあります。

四郎ヶ浜|熊本の心霊スポット

画像:じゃらんねっと

熊本で怖い体験ができる心霊スポットとして知られる「四郎ヶ浜(しろうがはま)」は、歴史的にも有名な場所です。ここは、偉人である天草四郎が上陸した浜として知られ、夏の間には海水浴を楽しむ多くの家族連れやカップルで賑わい、テレビの撮影クルーを見かけることもよくあります。しかし、普段は賑やかな四郎ヶ浜も、夜になると熊本県屈指の心霊スポットに変わります。

1972年、雲仙普賢岳の噴火により津波が発生し、四郎ヶ浜周辺に住む多くの方々が命を落としました。現在でも、その犠牲となった霊がさまよっているという噂が絶えません。夜の美しい四郎ヶ浜を散歩する際には、うっかり足を取られないよう十分に注意することが求められます。

永国寺|熊本の心霊スポット

画像:くまもっと

熊本県にある心霊スポット「永国寺」は、怖い体験を求める方々に知られています。この寺は、別名「ゆうれい寺」としても広く認識されており、特に幽霊を描いた「ゆうれい掛け軸」の展示で有名です。毎年夏には「ゆうれい祭り」が開催され、その際には一年に一度、ゆうれい掛け軸が一般に公開され、メディアの取材が訪れることでも注目を集めています。

この「ゆうれい掛け軸」は、永国寺の創設者である実底和尚が自ら描いたと伝えられています。お寺の境内裏ではしばしば幽霊が現れることがあり、和尚は幽霊に対して成仏を願い、この掛け軸を見せたところ、その醜さに驚いた幽霊はそれ以来現れなくなったと伝えられています。このような逸話が、永国寺の神秘的な雰囲気を一層引き立てています。

阿蘇大橋|熊本の心霊スポット

熊本県にある心霊スポット「阿蘇大橋」は、怖い体験ができる場所として知られています。この橋は、先の熊本地震で崩壊しましたが、復興に向けた工事が順調に進んでおり、一日も早い完成が期待されています。阿蘇山へのドライブルートとしても重要な場所であり、早期の復旧を心より願っております。

ただし、阿蘇大橋は「知る人ぞ知る自殺の名所」としても有名です。実際に飛び降り自殺を目撃した方や、動画を撮影している最中に橋から落ちる人物が映り込んだという体験談も存在します。この橋の近くには、自殺を防止するために「まてまて地蔵」という地蔵尊が設置されており、訪れる人々を温かく見守っています。

白糸の滝|熊本の心霊スポット

画像:じゃらんねっと

熊本県にある心霊スポット「白糸の滝」は、怖い体験を求める人々に知られています。この滝は、九州屈指のパワースポットとして、豊富なマイナスイオンが放出される場所としても名高いです。しかしながら、滝つぼには複数の霊が存在すると噂されており、その根拠として「寄姫伝説」という文献が存在します。この伝説により、オカルト愛好家の間では特に注目を浴びています。

三井グリーンランド|熊本の心霊スポット

熊本県に位置する心霊スポット「三井グリーンランド」は、怖い体験ができる場所として知られています。このテーマパークは九州最大規模を誇り、九州内外の学校において遠足や修学旅行の目的地としても非常に人気があります。そんな三井グリーンランド内にある「廃校への招待状」というアトラクションが、今回ご紹介する心霊スポットに含まれます。

TBSの取材で訪れたこともあり、ご存知の方も多いかと思います。このアトラクションは、廃墟となった学校を舞台にした幽霊屋敷で、まさに心霊体験そのものです。

実際、撮影スタッフの証言によると、足をつかまれるような感覚を味わったこともあったとのことです。また、廃墟内のエレベーター付近で霊を目撃したという噂もありますが、現在はこのエリアは閉鎖されているため、撮影などはご遠慮いただくようお願いいたします。

宇土殺|熊本の心霊スポット

熊本県にある心霊スポット「宇土殺(うとさつ)」は、恐ろしい体験ができる場所として知られています。この場所は、かつて一家惨殺事件が発生した現場として広く認知されており、女の子だけが生き残ったという伝説があります。

現在、建物は廃墟と化しており、その内部は非常に荒れ果てています。内部に立ち入ることは危険ですので、見学の際は外部からの観覧にとどめることをお勧めします。

阿蘇観光ホテル|熊本の心霊スポット

熊本県にある心霊スポット「阿蘇観光ホテル」では、恐怖体験をすることができます。かつて、天然温泉が楽しめることで広く知られ、「湯の谷温泉」とも呼ばれていました。昭和天皇が宿泊されたこともある、歴史ある温泉ホテルでありましたが、2000年に廃業し、現在では廃墟となっています。

この廃墟となった阿蘇観光ホテルでは、後ろから息遣いが聞こえる、部屋から男女の声が響くなど、いくつもの怪奇現象が報告されています。また、有名なホラー映画『輪廻(りんね)』や『稲川淳二恐怖の現場』のロケ地としても使用され、その名が広まりました。

富岡吉利支丹供養碑|熊本の心霊スポット

画像:れいほくスマートガイド

熊本県にある心霊スポット「富岡吉利支丹供養碑(とみおかきりしたんくようひ)」は、恐ろしい体験ができる場所として知られています。この地には、かつて全国で隠れキリシタンが迫害を受けたという悲劇的な歴史があり、推定で一万人以上の方々が命を奪われたと言われています。

富岡吉利支丹供養碑には、処刑された方々の約三分の一が眠っているとされ、そこでは複数の霊が目撃されているとのことです。また、浅草や島原の乱で犠牲になった方々も安らかに眠っており、供養のために花を手向けに訪れる人々が絶えません。

旧佐敷トンネル|熊本の心霊スポット

熊本県にある心霊スポット「旧佐敷トンネル」は、怖い体験を求める人々に知られています。このトンネルは建設中に落盤事故が発生し、多くの命が犠牲となった悲劇的な場所です。そのため、霊の目撃情報や数々の怪奇現象が報告されており、その数は後を絶ちません。

肝試しで訪れた若者がトンネル内を歩いている最中に行方不明になったり、トンネルが突然二股に分かれていて、道を誤って崖に転落するという事故がいくつか起こったとも言われています。また、実際に霊が現れるという噂もあるため、真夜中の心霊体験を試みるのは避けた方が賢明です。

信愛病院しらぬい荘|熊本の心霊スポット

熊本県にある心霊スポット「信愛病院しらぬい荘」では、怖い体験ができると言われています。現在は閉鎖され、廃墟となっている病院ですが、パジャマ姿の老人を見かけた、白衣を着た看護師が歩いていたなど、いくつかの怪奇現象が報告されています。また、地元では「S病院」や「親愛病院」といった名前で呼ばれることがあり、正式な病院名を知らない方もいるかもしれません。

この病院はかつて老人患者を受け入れていた病院でしたが、患者の自○や病院関係者の変死事件など、トラブルが相次いだことから閉鎖され、現在の廃墟となった状態が続いています。立ち入り禁止区域となっていますので、無理に中に入ることのないようご注意ください。

田原坂公園|熊本の心霊スポット

画像:じゃらんねっと

熊本県にある心霊スポット「田原坂公園(たばるざかこうえん)」は、怖い体験ができる場所として知られています。この公園は、西南戦争の激戦地としても有名で、戦争の結果、1万人以上の命が失われました。そのため、多くの怪奇現象が報告されており、テレビなどで取材が絶えない場所でもあります。

実際に報告されている心霊体験としては、官軍墓地で足を引っ張られた、暗闇の中から複数の人の話し声が聞こえる、兵士の足音が響き、慌てて車のキーを回すもエンジンがかからなかった、また、馬に乗った上半身のない兵士が追いかけてきた、など様々な不気味な体験が伝えられています。

熊本には怖い心霊スポットが多い!

テレビやSNSで話題となる心霊スポットの多くは、ホテルや病院、廃墟などの場所です。実際に撮影された際に霊を目撃した、または恐ろしい体験をしたという報告も多数寄せられていますが、熊本県の心霊スポットもその例外ではありません。

本記事でご紹介する23ヶ所の心霊スポットには、廃墟やホテル、病院などが含まれており、怖い体験をするには最適な場所ばかりです。しかしながら、廃墟はしばしば個人や自治体が所有している建物であることが多いため、無断で立ち入った結果、トラブルに発展することもあります。廃墟で心霊体験を試みる際には、事前に所有者を確認し、立ち入りが許可されているかどうかを確かめたうえで向かうことをお勧めいたします。