福岡県は、九州地方の中でも最も人口の多い主要都市として知られていますが、全国的に名の知られた心霊スポットが数多く点在していることでも有名です。本記事では、福岡県内で噂されている心霊スポットの中から、特に注目すべき18ヶ所を厳選してご紹介いたします。廃墟や廃トンネル、廃病院など、いずれも不気味で恐怖を感じさせるスポットばかりですので、興味のある人はぜひ参考にしてみてください。
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▼福岡の心霊スポット18ヶ所
- 福岡の心霊スポット「城山霊園」
- 福岡の心霊スポット「日向神ダム」
- 福岡の心霊スポット「手向山公園」
- 福岡の心霊スポット「飛形山」
- 福岡の心霊スポット「串崎ケープホテル」
- 福岡の心霊スポット「福岡藩刑場跡」
- 福岡の心霊スポット「菅生の滝」
- 福岡の心霊スポット「忍者村」
- 福岡の心霊スポット「芥屋ビーチホテル」
- 福岡の心霊スポット「英彦山」
- 福岡の心霊スポット「福岡拘置所」
- 福岡の心霊スポット「力丸ダム」
- 福岡の心霊スポット「菊姫の首塚」
- 福岡の心霊スポット「南畑ダム」
- 福岡の心霊スポット「旧仲哀トンネル」
- 福岡の心霊スポット「十三佛」
- 福岡の心霊スポット「牛頸ダム」
- 福岡の心霊スポット「旧犬鳴トンネル」
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城山霊園|福岡の心霊スポット

北九州市に位置する「城山霊園」は、心霊スポットとしても知られています。霊園と心霊体験は切っても切れない関係にありますが、城山霊園では特に説明のつかない不思議な現象が多く報告されています。
昼間であっても独特の不気味な雰囲気が漂い、霊感がない方でも「何かの気配」を感じることがあると言われています。中でも有名なのが、霊園入口に設置されている電話ボックスです。こちらでは「夜になると赤ん坊を抱いた女性の霊が現れる」といった目撃情報が多数寄せられています。
また、霊園に隣接する県道71号線では交通事故が多発しており、近くの貯水池でも過去に複数の水難事故が発生したことがあるなど、周辺一帯にまつわる不可解な出来事が後を絶ちません。
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日向神ダム|福岡の心霊スポット

福岡県八女市に位置する「日向神ダム」は、春には桜、秋には紅葉と、四季折々の美しい自然を楽しむことができる場所です。一方で、過去にはさまざまな事故や出来事があったことでも知られています。
かつてダムにかかる橋の建設中に作業員が不慮の事故で命を落としたり、近隣のトンネルが崩落し、女性が巻き込まれて亡くなるという痛ましい事故も発生しました。また、この橋は現在、一部で心を痛めた方が命を絶つ場所としても知られており、そうした目撃情報や噂が絶えないとも言われています。
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手向山公園|福岡の心霊スポット
北九州市に位置する「手向山公園」は、宮本武蔵や佐々木小次郎の顕彰碑があることで知られている歴史ある公園です。この公園内には、かつて戦時中に使用されていたとされる防空壕が残されています。防空壕の周辺では、兵士の足音や姿を見かけたという目撃情報が多数寄せられており、カメラで撮影すると心霊写真が写ることもあるといわれています。
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飛形山|福岡の心霊スポット

八女市に位置する「飛形山(ひぎょうざん)」は、標高およそ450メートルの山で、古くから山岳信仰の対象とされ、地域の方々に親しまれてきました。山頂からは美しい景色が一望でき、登山や自然を楽しむ多くの人々に愛されています。
一方で、残念ながらこの場所では過去に悲しい出来事が繰り返されており、心の痛む歴史も抱えています。その影響からか、飛形山では霊的な体験をされたというお話も聞かれることがあります。
串崎ケープホテル|福岡の心霊スポット
福岡県糸島市にかつて存在した「串崎ケープホテル」は、1968年に大型リゾートホテルとして開業し、多くの観光客で賑わいました。しかし、営業は長く続かず、約5年後には閉業となりました。その後、ホテルの施設は馬の飼育場として活用されましたが、こちらも程なくして閉鎖され、以降は廃墟となっていました。
この「串崎ケープホテル」が心霊スポットとして注目を集めるようになったのは、2001年頃のことです。あるテレビ局がこの廃墟を心霊スポットとして取材・放送したことがきっかけとなり、その不気味な雰囲気や建物の規模から、肝試しに訪れる人が増えていきました。
さらに2004年には、現地で首吊りによる自○の遺体が発見され、この事件をきっかけに全国的にも知られるようになります。その後、度重なる不審火の発生などもあり、最終的に2006年に建物は解体されました。現在、「串崎ケープホテル」があった場所は以下の住所とされています。
福岡藩刑場跡|福岡の心霊スポット

こちらは、天神エリアにほど近い場所にある「福岡藩刑場跡」です。九州最大の歓楽街として知られる天神には、多くの人々の憩いの場である「天神中央公園」があります。
この天神中央公園の一帯には、かつて福岡県庁舎が建っており、長らく行政の中心地として機能していました。庁舎は1984年まで使用されていましたが、移転に伴い解体されました。現在でも、公園内には当時の建物の一部である柱などが保存され、当時の面影を残しています。
その天神中央公園の一角に位置しているのが、「福岡藩刑場跡」です。江戸時代、この場所は実際に処刑場として使用されており、伝承によると「僧侶・空誉上人(くうよしょうにん)」が拷問の末に処刑されたと語り継がれています。
処刑場であった場所が心霊スポットとされるのはよくある話ですが、この福岡藩刑場跡には、実際に不思議な体験が語り継がれているのです。それは大正時代に起こった出来事とされています。
当時、福岡県知事を務めていた大塚惟精(おおつかいせい)氏は、連夜悪夢に悩まされていました。さらに、彼と共に暮らしていた書生までもが、まるで物の怪や妖怪に取り憑かれたかのような言動を見せるようになったといいます。
心を痛めた大塚知事は、「これは空誉上人の祟りではないか」と考え、空誉上人が処刑されたとされる地で供養を行いました。そしてその後は、毎年この地で法要を営むようになったという逸話が残されています。
菅生の滝|福岡の心霊スポット

北九州市に位置する「菅生の滝」は、山深い自然の中にひっそりと佇む、落差30メートルの三段滝です。夏でも涼しさが感じられるため、多くの人々が訪れる人気の観光スポットとなっています。
この菅生の滝には、古くから悲恋の伝説が語り継がれています。遥か昔、この地には「たいそう美しい」と評判の姫君がおりました。彼女に恋をした一人の若者は、その想いを一首の恋歌に託し、姫の屋敷の木にそっと結びつけました。
やがて姫はその恋歌を目にし、心を動かされます。姫もまた、恋歌の主に好意を抱くようになり、その人物を探し出そうとします。そして名乗り出た人物と結ばれ、めでたく結婚に至りました。
しかしながら、姫が選んだ相手は、恋歌を詠んだ若者本人ではなかったのです。その事実を知った若者は深い悲しみに打ちひしがれ、ついには滝へ身を投げて命を絶ちました。
それ以降、姫は毎晩のように「白蛇に導かれ、滝壺の中へと引きずり込まれる」という夢に悩まされるようになったと伝えられています。
菅生の滝と菅生の筍❗
— 四号(寝落ちのプロ) (@PzkpfwlV) April 23, 2020
こんなところに竹林あったのね。 pic.twitter.com/OXEqBFSti9
姫はある日、「夢に現れる滝が何か関係しているのではないか」と感じ始め、滝つぼへ向かう決意を固めました。しかし、そのまま向かうと滝つぼに沈められてしまう可能性があるため、身元が分からないように顔を黒く塗って向かうことにしました。
ところが、滝に近づいた際、激しい水しぶきによって黒塗りにしていた顔が洗い流されてしまいます。顔が露わになったことで姫の正体が知られてしまい、結果的にシロヘビによって滝つぼへ沈められてしまいました。
それ以来、この滝は「素顔の滝」と呼ばれるようになり、やがて「菅生(すごう)の滝」として知られるようになったと言われています。
このような悲恋の物語が語り継がれてきたことから、いつしか菅生の滝は心霊スポットとして知られるようになりました。さらに、滝の近くに多数あるお地蔵様たちが、夜になると不気味な雰囲気を醸し出すことも、この場所が心霊スポットとされる理由の一つのようです。
忍者村|福岡の心霊スポット
福岡市に所在する「忍者村」は、かつて忍者をテーマにしたテーマパークとして営業していましたが、2007年頃までには経営不振のため閉園しました。その後、骨董品を取り扱う店舗として営業を続けていましたが、2013年頃に再度閉店を迎えました。現在では廃墟となり、取り壊された後、土地は更地として残されています。
この場所は、戦国時代の幽霊が出現するとの噂が広まっています。落ち武者や忍者の姿を見たという報告や、誰かの視線を感じるといった心霊体験が語られています。また、かつてのテーマパークの名残であるお化け屋敷が、その怖い雰囲気を一層引き立てていたとも言われています。
芥屋ビーチホテル|福岡の心霊スポット
芥屋ビーチホテルがなくなっててショックだった😭違う建物が建ってるし😭貴重な廃墟だったのに…😭 pic.twitter.com/yPCqVLbk6H
— 🐹どんちゃん🐹 (@hamham_don) March 23, 2019
糸島市に位置する「芥屋ビーチホテル」は、海水浴場100選に選ばれるほど美しい芥屋海水浴場に面しています。また、周辺には近年、写真映えスポットとして注目されている立石山の登山道もあり、「絶景の写真を撮影できる場所」として話題となっています。
芥屋ビーチホテルは、1960年代後半から1970年代前半にかけて建設され、素晴らしい眺望を誇るホテルとして多くの人々に親しまれてきました。しかし、廃業後は次第に心霊スポットとして知られるようになり、「誰もいないはずの場所からボールが跳ねる音が聞こえる」といった体験談が語られています。
なお、芥屋ビーチホテルは2017年に取り壊し作業が始まり、その後、土地は更地となりました。現在は新たな建物が建設されているため、立ち入ることはできません。
英彦山|福岡の心霊スポット

添田町に位置する「英彦山」は、標高約1,200mの高さを誇り、その中腹には英彦山神宮があります。奈良県の熊野大峰山、山形の羽黒山と並び、英彦山は日本三大修験道のひとつとして広く知られています。古くから多くの山伏たちが修行を積み重ね、また天狗伝説でも名高いため、英彦山は神聖で荘厳な雰囲気に包まれています。
そのため、英彦山では時折不可思議な出来事が発生すると言われており、登山者の中には「男の唸り声が聞こえる」「誰かに見られているような気配を感じる」といった怖い体験談を耳にすることもあります。これらの中でも、特に有名なのは2014年に発生した出来事です。
2014年、ある女子高校生が教室内で突如として悲鳴を上げ、うずくまりました。この異常事態をきっかけに、次々と生徒たちが体調不良に見舞われ、最終的には集団パニックに陥る事態となりました。結果として、26名もの生徒が体調を崩しましたが、その原因は不明でした。
しかし、これらの生徒たちは数日前に研修旅行で英彦山を訪れていたことが判明しました。このことから、一部では「英彦山で幽霊に憑かれたのではないか」との噂が広まり、大きな話題となったのです。
福岡拘置所|福岡の心霊スポット
福岡拘置所 pic.twitter.com/FgnY4PRYhU
— gariA (@ilikebump) February 24, 2020
福岡市の油山川沿いに位置する福岡拘置所は、日本で4番目の規模を誇る拘置所です。この拘置所は、過去に所長や死刑囚、さらには拘留者による自○事件が相次いで発生したことでも広く知られています。
また、福岡拘置所の近くを通ると、昼間であってもその不気味な雰囲気を感じることがあり、「線香の香りが漂ってくる」といった体験談も語られています。
力丸ダム|福岡の心霊スポット
宮若市に所在する「力丸ダム」は、1965年に完成し、その後は屋外スケート場のオープンなどによって多くの人々で賑わう場所となりました。
しかしながら、力丸ダムにおいては、悲惨な事件が繰り返し発生してきました。ダム建設中に発生した死亡事故を皮切りに、1979年には多額の保険金を妻にかけた後、殺人事件が起こりました。さらに1989年には、女性会社員に対して暴行を加え、その後命を奪うという事件が発生しました。そして1994年には、交際トラブルの結果として、女性が橋から突き落とされ命を落とすという痛ましい事件も起こりました。
これらの事件のため、力丸ダムは心霊体験が報告される場所としても知られています。「写真を撮ると幽霊が映る」「足を引っ張られる」など、恐ろしいエピソードが語り継がれています。また、昼間は人通りが少ない力丸ダムですが、夜になると野犬が出没しやすくなるため、訪れる際には十分な注意が必要です。
菊姫の首塚|福岡の心霊スポット
宗像市に位置する「菊姫の首塚」は、遠い昔の戦国時代に家督争いの結果命を落とした菊姫の幽霊が現れる場所として知られています。この地は「菊姫の首塚」として有名ですが、正式には「乳授け地蔵」と呼ばれています。乳授け地蔵は、道路から山の中へ進んだ先、約30分ほど歩いた山深い場所にひっそりとあります。
また、ここには「菊姫の首塚で写真を撮ると心霊写真が撮れる」や「菊姫が命を落とした3月23日になると、首のない女性の霊が現れる」といった心霊体験談が伝えられています。
南畑ダム|福岡の心霊スポット
那珂川町に位置する「南畑ダム」は、1966年に完成したダムです。このダムでは、これまでにいくつかの事故や事件が発生しています。
例えば、子供の水難事故をはじめ、身元不明の遺体の発見や、近隣で遺体を埋めたとする供述などが報告されています。そのため、南畑ダムには心霊現象に関する噂が絶えません。特に、ダム内にある公衆トイレで幽霊を見たという目撃談が多く寄せられています。
旧仲哀トンネル|福岡の心霊スポット
みやこ町に所在する「旧仲哀トンネル」は、1890年に完成した手掘りのトンネルで、正式には「仲哀隧道」と称されます。1967年に新仲哀トンネルが開通したことに伴い、使用されなくなりました。現在、通行止めとなっており、トンネル内に立ち入ることはできません。
この旧仲哀トンネルは、かつて殺人事件の現場としても知られています。1963年から1964年にかけて発生した連続殺人事件において、被害者の一人が近隣で発見されました。この事件は、1979年に「復習するは我にあり」というタイトルで映画化されました。旧仲哀トンネルもその映画の撮影場所の一つとして使用されており、興味のある方はぜひ映画をご覧いただければと思います。
十三佛|福岡の心霊スポット
広川町にある「十三佛(じゅうさんぶつ)」は、時折「十三仏」と表記されることもありますが、正式な名称は「十三佛」となっております。薄暗い洞窟の中には、石仏が静かに並んでおり、その一体一体は明治35年に地元の人々が祈りを込めて彫り上げたものです。
洞窟内はひんやりとした空気が漂い、ほとんど明かりがないため、非常に神秘的で不気味な雰囲気を感じさせます。また、洞窟の奥へ進むにつれて、崩落の危険が増すため、十分に注意して訪れることをお勧めします。
牛頸ダム|福岡の心霊スポット
牛頸ダム怖い pic.twitter.com/aaPWmMck2v
— 髙橋from長浜 (@cr_takahashi) May 30, 2014
福岡県大野城市に位置する「牛頸(うしくび)ダム」は、過去にいくつかの事故や事件が発生した場所として知られています。1998年には、ショベルカーがダムに転落し、その事故に巻き込まれた男子小学生が命を落としました。彼は病院に搬送されましたが、残念ながら死亡が確認されました。
さらに2017年には、ある一家4人が変死体として発見され、その死因については現在も解明されていません。事件か心中か、真相は謎に包まれています。
また、牛頸ダムでは自殺が多発していることから、自殺防止を目的とした看板が設置されています。それだけ自殺者が相次いでいるという現実を反映しています。この場所にまつわる不可解な話も多く、「夜に赤い服を着て牛頸ダムを訪れると、幽霊に追いかけられる」といった噂や、「牛頸ダム近くの防犯装置が頻繁に誤作動を起こす」といったエピソードが語られています。
旧犬鳴トンネル|福岡の心霊スポット

旧犬鳴トンネルは、全国的に非常に有名な心霊スポットの一つとして知られ、福岡県宮若市に位置しています。訪れたことがない方でも、その名前を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
このトンネルは、1949年に開通しましたが、1975年に新しい犬鳴トンネルが完成したことにより閉鎖され、現在では使用されていません。旧犬鳴トンネル周辺では1988年に殺人事件が発生し、また2000年には近隣の犬鳴ダムで死体遺棄事件も発生するなど、治安面での問題も多い場所です。さらに、周辺では車両事故が頻発しており、非常に危険な場所とされています。
また、2020年には旧犬鳴トンネルが映画化されたことでも注目を集めました。映画は、ジャパニーズホラーの巨匠・清水崇監督が手掛けており、都市伝説「犬鳴村」をテーマにしています。旧犬鳴トンネルも撮影場所として登場しており、映画内で実際にその姿を見ることができるため、心霊スポットやホラー映画に興味のある方にはぜひ注目していただきたい作品です。
福岡の心霊スポットに恐怖体験に行こう!

福岡県に存在する心霊スポットをご紹介いたしました。福岡県内の心霊スポットには、廃墟や廃トンネルが多く見られるという特徴があります。廃病院などの病院系の心霊スポットは少ないものの、実際に事件や事故が多発した場所やダムなどでは、恐怖体験を求める方々にとっては興味深いスポットが数多く存在します。
また、いくつかの心霊スポットは映画の撮影地として使用されたこともあり、その映画を鑑賞することによって、さらに怖い体験を感じることができるかもしれません。しかし、今回ご紹介した心霊スポットには廃墟や廃トンネルなど、危険を伴う場所もありますので、肝試しを行う際は十分に注意し、安全を確保した上で行動してください。
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