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長崎県の激ヤバ心霊スポット17選!危険な廃墟や怖い噂がある場所はどこ?

九州・長崎といえば、数多くの魅力的な観光スポットがあることで知られていますが、その一方で、怪奇現象が目撃される“心霊スポット”として噂される場所も存在しています。中には、危険な廃墟や、地元の方々が日常的に利用しているトンネルなど、さまざまなタイプの場所が含まれています。本記事では、長崎県内で特に噂の絶えない、恐怖体験が語り継がれる心霊スポット17選をご紹介いたします。興味本位では近づけない、本気で“ヤバい”と評される場所ばかりです。

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▼長崎の本気でヤバい心霊スポット17ヶ所

シスター寮・跡地|長崎の心霊スポット

三和町の山中にひっそりと佇む廃墟「シスター寮跡地」。かつては修道女たちが生活していた場所で、地元では「ヒステリーに陥ったシスターたちが集団で命を絶った」という噂が語り継がれており、心霊スポットとして知られています。

この場所では、亡くなったシスターが寮の窓から外を見つめていたという目撃談や、同行者の人数が知らないうちに増えていたといった不思議な現象が報告されています。

現在、シスター寮跡地は封鎖されておらず、敷地内に立ち入ることは可能です。ただし、建物は老朽化が進んでおり、壁は剥がれ、床は軋み、割れたガラスが散乱するなど、非常に危険な状態となっています。訪れる際は、十分に注意して行動してください。

不差洞|長崎の心霊スポット

長崎県佐世保市にある「不差洞(ふさどう)」は、「須佐トンネル」とも呼ばれ、現在でも地元の住民が利用するトンネルとして親しまれています。この不差洞は、かつて防空壕として使用されていた歴史があり、佐世保空襲の際には、多くの人々がこの場所に避難し、身を守ったと伝えられています。そのため、空襲によって亡くなった方々や兵士たちの霊を見かけたという噂が、今なお語り継がれています。

事故や怪我といった実害の噂はほとんどないことから、地元の子どもたちの間では、いわゆる「肝試しスポット」としても知られているようです。

猪掛トンネル|長崎の心霊スポット

長崎県五島市に位置する「猪掛トンネル」は、地元の方々が日常的に利用している生活道路です。このトンネルは、建設工事中に不幸な出来事があった場所として知られており、それにまつわる噂が数多く語られています。

中には、人影のような黒い影が横切るのを見たという話や、非常に衝撃的な光景を目撃したという声もあるようです。さらに、こうした現象を避けようとした車両が事故を起こしたという報告も複数あり、ほかにも突然エンジンが停止したり、ライトが消えたりといった車両の不調が見られることもあるとされています。

これらの点から、注意を要する心霊スポットとして知られています。

権現山展望公園|長崎の心霊スポット

長崎県野母町にある「権現山展望公園」は、晴れた日には東シナ海を一望できる絶景スポットとして知られています。その美しい景観から、多くの人が訪れる人気の名所となっています。しかし、この権現山展望公園は、心霊スポットとしても話題に上ることがあります。

園内には、世界平和への願いを込めて設置された「まごころの鐘」という鐘がありますが、この鐘を3回以上鳴らすと、子どもの霊が現れ、呪われてしまうという噂がささやかれているのです。

過去には、この噂を知らずに鐘を鳴らし、不運にも事故に遭ってしまった方もいらっしゃいます。また、幸福を願って鐘を鳴らした夫婦が、帰り道に事故に巻き込まれて亡くなったという悲しい話も伝えられています。権現山展望公園を訪れる際は、決して「まごころの鐘」を3回以上鳴らさないよう、十分にご注意ください。

眼鏡橋|長崎の心霊スポット

国の重要文化財にも指定されている、長崎市にある「眼鏡橋」。日本で初めて架けられたアーチ型の石橋として知られ、川面に映るその姿が美しい眼鏡の形に見えることから、この名が付けられました。

眼鏡橋は観光名所として多くの人々に親しまれている一方で、霊が現れるという噂のある心霊スポットとしても知られています。目撃される霊の多くは、破れた衣服を身にまとっているとされ、これは眼鏡橋が原爆投下地点に比較的近い場所に位置しているためではないかと考えられています。

当時、被爆した多くの方々が水を求めて川に集まり、そのまま命を落とされたと伝えられています。そのような悲劇の名残として、今なお眼鏡橋周辺には、安らぎを得られない霊が彷徨っているとも言われています。

式見トンネル|長崎の心霊スポット

長崎市向町の住宅街に位置する「式見トンネル」は、日中は地元の方々が頻繁に利用する生活道路として親しまれています。しかし、夜になると一転して、心霊スポットとして知られる場所でもあります。

トンネルは岩肌が露出した古い構造で、これまでにさまざまな霊の目撃談が語られてきました。中には、長崎大水害の犠牲者や交通事故で亡くなった女性・男性、さらには地縛霊とされる存在も含まれています。なかでも、最も多く目撃されているのは女性の霊で、深夜にトンネルの中央でクラクションを鳴らすと、その霊が車に乗り込んでくるという噂もあるようです。

また、「白い車で式見トンネルを通行中に、事故で命を落としたとされる上半身だけの男性の霊に追いかけられた」という、恐怖体験を語る方もいらっしゃいます。

グラバー園|長崎の心霊スポット

画像:travel nagasaki

長崎市南山手町に位置する「グラバー園」は、長崎を代表する有名な観光名所のひとつです。英国の雰囲気が漂う美しい洋館や、四季折々の花々が彩る景観が魅力で、多くの観光客から高い人気を誇っています。

園内には、明治時代に英国商人トーマス・グラバーによって建てられた洋館が移設されており、現在は国の重要文化財に指定されています。このような魅力あふれる場所が、実は“心霊スポット”とも言われているのは、グラバー園に日本最古の心霊写真が展示されていることが関係しているようです。

その写真は「ハナの結婚式」と呼ばれ、現在もグラバー園内の展示室でご覧いただけます。グラバー園を訪れる際は、ぜひ日本で最も古いとされるこの心霊写真を探してみてはいかがでしょうか。

光源寺|長崎の心霊スポット

画像:tripadvisor

幽霊の像が祀られていることで知られる「光源寺」は、かつて心霊現象が報告されたことから、現在では有名な心霊スポットとして知られています。その心霊現象は、光源寺に安置されている幽霊の像と深く関わっていると伝えられています。

昔、ある飴屋に、深夜になると一文銭で飴を買い求める女性が現れるようになりました。その不思議な出来事は6日間続いたといいます。そして7日目の夜、女性は「お金がないので飴を分けてほしい」と懇願します。飴屋の主人は、切羽詰まった様子の女性を気の毒に思い、飴を渡しましたが、不審に思い、その後をそっとつけてみることにしたのです。

すると女性は、なぜかそのまま墓地の中へと入り、姿を消してしまいました。あたりを探していたところ、赤ん坊の泣き声が聞こえてきたため、驚いた主人は住職と共に墓を掘り返すことにしました。すると、棺の中からは既に亡くなっていた女性と、まだ生きている赤ん坊が見つかったのです。女性は埋葬された後に子どもを出産していたのでした。

母親となったその女性は、三途の川の渡し賃としてともに棺に納められていた六文銭で飴を買い、乳の代わりに我が子に与えていたと伝えられています。

このような言い伝えが残る高源寺では、その慈愛に満ちた母親の霊を「産女(うぶめ)」と呼び、大切にお祀りしているのです。

神の島公園|長崎の心霊スポット

長崎港の入り口に位置する「神の島公園」は、素晴らしい海の景色を楽しむことができ、季節ごとの花々や、子供たちが遊べる遊具なども備えており、地元住民はもちろん、観光客にも広く愛されている名所です。しかしながら、この公園は心霊スポットとしても知られています。

園内には防空壕や格納庫など、戦争の痕跡が多く残されており、その歴史的背景から、様々な怪奇現象が語られています。ただし、具体的な心霊現象の目撃情報は少なく、訪れる多くの人々が体験するのは、ラップ音や落ち葉を踏む足音といった小さな怪奇現象です。

それでも、霊感の強い方々は、こうした現象に強く影響されることがあり、体調を崩したり、体の一部に違和感を覚えたり、さらには霊を自宅に連れて帰ってしまうこともあると伝えられています。

つがね落としの滝|長崎の心霊スポット

長崎瀬戸町に位置する「つがね落としの滝」。滝つぼのない浅い水場は、暑い季節にもひんやりと涼しく、地元の住民にとっては避暑地として親しまれています。しかし、その背筋が凍るような涼しさは、滝そのものからだけでなく、別の理由があるとも噂されています。

つがね落としの滝とそこに至る道は、心霊スポットとしても知られています。うっそうとした山道や、灯りのない暗いトンネルでは、足音が人数以上に聞こえたり、話し声や鳴き声が響いたり、親子の幽霊を目撃したという証言もあります。さまざまな心霊現象が報告されています。

また、つがね落としの滝周辺にはかつて、キリシタンがひっそりと隠れ住んでいたとされ、大量の虐殺が行われた場所でもあります。多くのキリシタンたちが無念のうちに命を落とし、その霊が今もなおこの地を彷徨っていると言われています。

佐世保釜墓地|長崎の心霊スポット

画像:西日本新聞

長崎県佐世保市江上町に位置する「佐世保釜墓地」は、太平洋戦争後にフィリピンなどから帰還した遺体や帰国途中で亡くなった遺体、合わせて約6,500体が埋葬されている墓地です。その中には、軍人として命を落とした307柱の遺骨も安置されています。

多くの遺骨は身元が不明で無縁仏として扱われており、そのためか、様々な霊的現象が報告されています。訪れた方々の中には、子供や女性、男性、老人の苦しむような呻き声を聞いたり、背後に白い影を感じたりといった心霊体験をしたという話が伝えられています。

これまでに事故に繋がる危険な出来事は報告されていませんが、帰り道でエンジンがかからなくなる現象が多く見られるため、訪れる際は十分にご注意ください。

ホテル・マイウェイ|長崎の心霊スポット

長崎県西彼杵郡時津町に位置する「ホテル・マイウェイ」は、現在は廃墟となったラブホテルで、特に心霊現象が頻繁に発生するスポットとして知られています。ここで過去に大きな事件があったという話は聞かれていませんが、その異常な現象に関しては多くの人々の関心を引いています。

ホテルの入り口を通過すると、カウンターやシャンデリア、家具まですべてが赤で統一され、異様で不気味な雰囲気を放つフロントに圧倒されます。また、階段や通路にはディズニーなどのカラフルな装飾が施されており、さらに不安感を煽るような雰囲気が漂っています。

ホテル内では、女性の笑い声や大きなラップ音、足音といった心霊現象が頻繁に報告されています。さらに、訪れた人の中には、帰宅後に背中に刃物で切られたような傷が現れたという怖い体験をした方もおり、注意を要する少し危険な心霊スポットとして認識されています。

鍋冠山公園|長崎の心霊スポット

長崎市出雲の「鍋冠山公園」は、展望台がある美しい公園で、夜景が特に魅力的なデートスポットとして広く知られています。しかし、ある時期を境に、女性の霊が目撃されたという噂が広まり始めました。

その噂の背景には、鍋冠山公園周辺で女性をターゲットにした暴行事件が多発していたことがあります。そのうちの一件で、被害に遭った女性の遺体が公園内の展望台下にある公衆トイレで発見されました。このような悲劇的な事件が起こった後から、女性の霊が目撃されるようになったと言われています。

事件の犯人は依然として見つかっておらず、無念の思いを抱えたまま成仏できずにいる被害女性の霊が、今もなお公園内を彷徨っているのではないかと考えられています。

軍艦島|長崎の心霊スポット

画像:ながさき旅ネット

長崎の廃墟の島、通称「軍艦島」。第二次世界大戦後、急激な人口増加があり、最盛期にはなんと5,300人もの人々が島で暮らしていました。しかし、生活の主要エネルギー源が石炭から石油に転換されたことにより、石炭の需要が減少し、最終的に炭鉱は閉鎖されることとなります。

その結果、新たな職業の斡旋と共に、大規模な移住が行われ、面積約6.3ヘクタールの島全体が巨大な廃墟へと変貌しました。軍艦島には火葬場も存在し、危険な炭鉱作業による事故で命を落とした多くの無縁仏が、今もその墓地で静かに眠り続けています。

軍艦島に現れる霊は、廃墟に取り残された人々の霊魂であるとも言われています。そのためか、自分の存在を主張するかのように、写真や動画にしばしば姿を現すことがあります。

原城跡|長崎の心霊スポット

長崎県南島原市南有馬町丁に位置する「原城跡」は、歴史的にも非常に重要な場所です。この地は、キリシタン弾圧に端を発した島原の乱の舞台となったことで広く知られています。

原城跡の本丸跡には、天草四郎の墓碑が建立されています。天草四郎は「神の子」と称され、キリシタンたちから深く敬われていた人物です。島原の乱で鎮圧された後、彼が処刑された場所としてもこの地が知られています。また、城跡近くの畑では、現在でも多くの人骨が発見されており、当時多くのキリシタンが無念のうちに命を落としたことが伺えます。

これらの事実から、ここで命を落とした人々の無念が感じられるとともに、霊的な思念が強く残っているとも言われています。心霊現象に関しては特に危害を加えるような報告はありませんが、霊感のある方々の中には、金縛りや激しい頭痛を感じたという体験をした人もいるようです。

旧日見トンネル|長崎の心霊スポット

長崎県道116号線、長崎芒塚インター近くに位置する「旧日見トンネル」には、かつて悲惨な事故が発生した場所として知られています。過去に2人乗りのバイクが事故に遭い、その後部座席に乗っていた女性は、下半身がちぎれるほどの重傷を負い、命を落としました。

この事故以来、旧日見トンネルを通るバイクが、まるで事故を引き起こすかのように、女性の霊に追いかけられるという恐ろしい噂が広まっています。

さらに、事故で失われた下半身を探し続ける女性の霊が目撃されることもあり、心霊体験をした人々の間では、このトンネルを避けるべき場所として認識されています。地元のバイカーたちの間では、旧日見トンネルは通行を避けるべき場所とされています。

旧山里国民学校防空壕|長崎の心霊スポット

画像:長崎市公式観光サイト

長崎市橋口町に位置する「山里小学校・防空壕跡」がランクインいたしました。この防空壕は、第二次世界大戦末期に爆心地からわずか700メートルの距離にあった私立山里小学校のものです。

現在、山里小学校は新しく美しい校舎に改築されていますが、原爆が投下された当時、橋口町では多くの人々が命を落とし、周囲は一面の焼け野原と化していたと言われています。そのような状況の中、山里小学校に設けられた防空壕が心霊スポットとして知られるようになっています。

現在も、復興と平和が訪れた後でも、この防空壕には多くの心霊がさまよっているとされます。事故や危険な現象は報告されていませんが、鳴き声やうめき声を聞いたり、影を見たりといった心霊体験をしたという話が後を絶ちません。

長崎の心霊スポットは刺激的で怖い場所が多い!

九州・長崎には、怖い噂がついて回る心霊スポットが数多く存在しています。気軽に訪れることができる観光名所もあれば、山間部にある廃墟など、危険を伴う場所も少なくありません。

また、実際に怪奇現象を体験したという方も多数いらっしゃいます。誰もいない公園で声を聞いたり、廃墟で影を目撃したり、防空壕で火の玉を見たという話が報告されています。中には、事故や怪我といった実際に危険な体験をした方もいるようです。

通常の観光名所では物足りないと感じる方や、刺激を求めている方は、こちらの情報を参考にして、長崎の心霊スポットを十分に調査した上で訪れることをおすすめします。