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宮崎県の最恐心霊スポット16選!恐怖の体験談や噂が絶えない廃墟とは?

宮崎には、美しい自然や魅力的な観光地が数多く存在し、多くの観光客が訪れる人気のエリアです。そんな宮崎には、いわゆる「心霊スポット」と呼ばれる場所も点在しています。中には廃墟となった建物や、すでに取り壊されてしまった場所もありますが、それでもなお、不思議な噂や体験談が語り継がれており、心霊スポットとして知られ続けています。本記事では、宮崎県内で特に有名な心霊スポットについてご紹介いたします。

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宮崎の最恐心霊スポット一覧

ホテルアイランド|宮崎の心霊スポット

かつて宮崎で「最も恐ろしい心霊スポット」として噂されていたのが、「ホテルアイランド」です。過去形でご紹介しているのは、この建物がすでに解体され、現在は存在していないためです。ホテルアイランドは、もともとは病院として使われていた建物でした。結核病院であったとも、あるいは陸軍病院だったとも言われていますが、いずれにしても多くの方がこの病院で亡くなったと伝えられています。

ただの病院跡であれば、ここまで強く心霊スポットと呼ばれることはなかったかもしれません。この建物には、いくつもの不可解な点が存在していたのです。たとえば、ホテルの見取り図には記されていない螺旋階段が実際には存在していたという話があります。そして、その螺旋階段を進んだ先には手術室があり、そこで多くの方が理不尽な死を遂げたという噂がありました。こうした背景から、亡くなった方々の強い思念が霊となって現れ、この場所に漂っていたのではないかと語られています。

その後、病院は改装工事をし、ラブホテルとして利用されることになりました。しかしラブホテルになってからも幽霊や心霊体験は続きました。とうとう、経営者が夜逃げをする形で、ホテルはそのまま廃墟となりました。

廃墟になった後は心霊スポットとの噂を聞き付けた人たちが肝試しに訪れたり、テレビ番組が取材に訪れたりして、本当に心霊体験が起こったりしたそうです。2005年になって、廃墟になった建物が危険ということで解体されるまで、たくさんの人たちがこの心霊スポットで怖い体験をしています。

青島グリーンパーク|宮崎の心霊スポット

地元では「絶対に行ってはいけない心霊スポット」として知られている「青島グリーンパーク」ですが、不思議なことに、詳細な情報がほとんど見当たらない謎の施設です。かつては宿泊施設やレジャー施設として営業していたようですが、具体的にいつ開業し、いつ閉鎖されたのかといった情報は確認できません。

現在でも、当時の建物が廃墟として残ってはいるものの、草木に覆われており、かつての様子を伺い知ることは難しい状況です。この場所を実際に探索した方によると、事務所と思われる建物内には、運営時の資料や家具がそのまま残されており、かなり朽ちてはいるものの、まるで突然姿を消したかのような、いわゆる「夜逃げ跡」のような雰囲気だったといいます。

また、「怖い」との噂ばかりが先行しているにもかかわらず、具体的にどのような心霊現象があったのか、あるいは誰がどのような恐怖体験をしたのかといった情報はほとんどなく、むしろその情報のなさが、かえって不気味さを増しているように感じられます。

仏舎利塔|宮崎の心霊スポット

画像:じゃらんねっと

宮崎市の海岸沿いに佇む「仏舎利塔」は、心霊スポットとして知られている場所のひとつです。この仏舎利塔は、かつて紫波洲崎城の城跡が整備された「城山公園」内に位置しています。戦国時代にはこの地で武士同士の激しい戦いがあったとされており、敗れた武士が自ら命を絶ったという伝承や、その無念が怨念となって今も残っているという話が語られています。また、仏舎利塔の周辺で女性の霊が目撃されたという噂もあり、いずれも具体的な証拠があるわけではありませんが、曖昧ながらも多くの噂が飛び交うスポットとなっています。

さらに、この近くには一家全員が亡くなったとされる廃墟があるという噂も存在します。ただし、その経緯については、「強盗に襲われて命を奪われた」とする説や、「一家心中だった」といった説など、詳細ははっきりしておらず、廃墟の正確な場所も明らかではありません。そのため、非常に有名な心霊スポットである一方で、噂が一人歩きしている可能性も否定できません。

一方で、この仏舎利塔は仏像が美しく安置されており、心霊スポットという側面だけでなく、聖地と捉える方もいらっしゃいます。城山公園として整備された場所にあるため、訪れる際にも過度な恐怖を感じずに足を運べるのも魅力のひとつです。興味がある方は、歴史や景観を楽しむ目的で訪れてみるのも良いかもしれません。

久峯隧道|宮崎の心霊スポット

地元の方には「コツコツトンネル」という名称の方が通じやすいかもしれません。こちらは、宮崎市の国道10号線沿いにある心霊スポット「久峯隧道(ひさみねずいどう)」のことを指します。なお、「隧道」とは、いわゆるトンネルのことを意味します。

このトンネルは1962年に造られ、全長は約73メートルと比較的短いものです。しかし、「コツコツトンネル」と呼ばれるようになった背景には、ある噂が関係しています。それは、「トンネル内で車のクラクションを3回鳴らすと、幽霊が現れる」といった都市伝説のような話です。

幽霊の出現の仕方についてもさまざまな噂があり、「ハイヒールの音をコツコツと鳴らしながら女性の幽霊が近づいてくる」とか、「車の窓ガラスをコツコツと叩く音がする」など、曖昧ながらも印象的な体験談が語られています。

ただし、このトンネルは現在も一般の車両が通行している道路の一部です。そのため、心霊スポットとして訪れる際には、交通の妨げになったり、思わぬ事故につながる可能性もございます。もし訪問をご検討されている場合は、安全には十分ご注意のうえ、節度ある行動を心がけてください。

照葉大吊橋|宮崎の心霊スポット

宮崎県の綾町にある九州中央山地国定公園の中には日本最大級の「照葉樹林帯」があります。その樹林帯の中に架かっている長さ250mもある歩行者専用道路「照葉大吊橋」です。歩行者専用の吊り橋としては世界一を誇っています。

この一帯は「綾ユネスコエコパーク」で、雄大な大自然を満喫できる観光スポットです。高さが142mもあり足元も透け透けなので、照葉大吊橋から下を見ると本当に怖いですが、周りは絶景ですので下は見ずに歩いてみてください。

そんな照葉樹林帯自然を一望できる照葉大吊橋ですが、その高さゆえ自○の名所でも有名なところです。後ろから声を掛けられて振り向くと誰も居ないなど、自○者が現れる心霊スポットとしての噂もあります。

こちら、有料の吊り橋なので昼間しか行けませんが、そんな昼間にタダでさえ足がすくむほどの危険な高さの吊り橋で心霊体験をするとは、とても怖いですね。

青雲橋|宮崎の心霊スポット

こちら「青雲橋」は「道の駅青雲橋」にある国道218号の道路です。自然豊かな景色を一望できる有名な観光スポットで素晴らしいところです。長さ410mで国道にかかる橋としては東洋一と言われています。

ところがこんな美しい橋なのに心霊スポットとしても有名なのです。この橋の高さゆえ、自○の名所とも言われています。自○者は他県から訪れた人が多いそうです。現在は自○防止柵が設置されています。

観光スポットなので人の通りは多いですが、橋の下を眺めていたら足を掴まれて引っ張られた!とか、心霊写真が撮れるとかいろんな危険な体験の噂があります。

馬ヶ背|宮崎の心霊スポット

画像:日向市

宮崎の日向岬にある日豊海岸国定公園はリアス式海岸で有名で、岩が国の天然記念物にも指定されている「柱状節理」になっているところは「馬ヶ背」と呼ばれています。高さは70m、奥行きが200mほどある岸壁が大変美しいことで有名です。

遊歩道を歩き一番先端にある日向岬展望台まで行くと、何も遮るものが絶景の太平洋を堪能することができます。近くには「馬ヶ背茶屋」もあり、休憩することができます。

ここまで書くともう分かると思いますが、そう自○の名所です。昼間はたくさんの観光客が訪れますが、夜も自由に入れるところなので、観光客が少なくなった時間帯は目立ちにくいのかもしれません。心霊スポットとしての噂も多く、近くの駐車場では心霊写真が撮れるとか、行く道の脇の草むらから男性のうめき声が聞こえるなどの噂があります。

堀切峠|宮崎の心霊スポット

画像:じゃらんねっと

宮崎の県道377号、日南海岸もあり「堀切峠」です。昔から見渡す限り美しい海の景色が堪能できることで景勝地として有名なところです。フェニックスとも呼ばれ、近くには「道の駅フェニックス」があります。南国を思わせる観光スポットとして多くの観光客が訪れています。

そして桜の季節には海と鬼の洗濯板と桜が美しいコラボレーションを見せてくれるということで、花見に訪れる人も多いところです。海岸は「鬼の洗濯板」と呼ばれている波状岩です。本当に洗濯板の方に縞々に凸凹しています。

さてそんな爽やかな「堀切峠」も心霊スポットとして有名なのですが、その理由は、昭和40年代に堀切峠でカーブを曲がり損ねた幼稚園バスが転落、運転手と多数の幼稚園児が全員が亡くなったという痛ましい事故がありました。その廃バスが近くにあるそうなのですが、場所は分かっていません。

しかし夜になると幼稚園児の笑い声が聞こえてくるそうです。突然子供が車の前を横切ることもあるとか。気づいたら車のフロントガラスに子供の手形が付いていたという話もあります。

関之尾滝|宮崎の心霊スポット

画像:宮崎県都城市ホームページ

日本の滝100選にも選ばれている庄内川の上流にある「関之尾滝」です。幅が40m、高さが18mもある大きな滝で大滝や男滝に女滝と呼ばれている滝があります。更に滝の上流には「甌穴(おうけつ)」が多数あることで有名です。

ちなみに「甌穴(おうけつ)」とは河岸や河底に石などで削られた丸い穴のこと言います。大量にあるのは珍しいため。国の天然記念物に指定されている優美な滝です。

こちらも心霊スポットとして語られていますが、少し悲しい話になっています。昔、この地域で一番の美人と言われていた女性が、領主にお酒をお酌する際、誤って溢してしまい、それを恥じた女性は、盃を持ったまま滝に身を投げたと言い伝えられています。

この女性には恋人がいましたが、その男性も恋人の死を嘆きながら、いつの間にか姿を消してしまったそうです。そんなことがあってから、名月になると夜に滝から朱塗りの盃が浮かび上がってくるそうです。

小布瀬の滝|宮崎の心霊スポット

画像:フォートラベル

宮崎の日南市にある男鈴山と女鈴山には神話があります。「男鈴の神」が神の国から地上に降りてきましたが、奥さんが欲しいと思い「アマツクリの神」にお願いしたそうです。それじゃぁ鈴を鳴らして!と言われ鳴らすと海から船が来て女神が乗っていたそうです。

その女神と結ばれ子供が出来たときに産湯に使ったのが「小布瀬の滝」と言われています。落差30mの美しい滝で、毎年夏の時期の7月下旬から8月中旬にはライトアップもされます。

さて心霊スポットとしての話ですが、これとは全く関係が無い酷い話です。約200程前、子供がいる男性と結婚した女性がいたのですが、旦那さんになった人の連れ子が気に入らなかったようです。そこで殺してしまおうとこの滝の上へ連れてきました。

そして突き落としたのですが、子どもが知らないうちに女性の腰ひもと自分の腰ひもを結んでいたそうです。なので子供を突き落とした勢いで女性も落ちてしまい、二人とも亡くなりました。それから子供の幽霊が出るとか、子供を抱いた女性の幽霊が出るなどと噂されています。

御池|宮崎の心霊スポット

4,600年ほど前に霧島火山群のマグマ水蒸気噴火によって出来た直径1kmほどある火口湖の「御池」です。御池は周りにキャンプ場や野鳥の森などがあり、自然を満喫できる観光スポットです。

こちらは自○の名所で、周辺は森で首つりや御池は入水自○などがありますが、水深が100mほどあり深いため、一度入ってしまうと発見が難しいそうです。心霊写真が撮れるだとか、心霊体験の噂も多く危険だと噂のある湖です。

高千穂峡|宮崎の心霊スポット

画像:じゃらんねっと

宮崎では一番有名な観光スポットではないでしょうか?柱状節理の崖に囲まれた渓谷「高千穂峡」です。観光客も多く、四季折々に美しい景色を見せてくれる絶景スポットです。日本の滝100選にも選ばれている「真名井の滝」などがあることから、天然記念物や国定公園に選ばれているパワースポットです。

さて、そんな景勝地ですが心霊スポットとしての噂もあるところです。自○の名所でもあるため、自○者の幽霊が出ると噂されていますが、こちらパワースポットなので、常に浄化されて悪霊はいないとも言われています。

というか、むしろ悪霊に取り憑かれているのならこちらに来るといいよ!とも言われています。最近上手く行かないよ!という方は行ってみてはいかがでしょうか。

平和台公園|宮崎の心霊スポット

画像:宮崎市観光サイト

宮崎市の小高い丘にある「平和台公園」です。四季折々に花が咲く美しい公園です。公園内にある「平和の塔」からは、宮崎市の街を一望できます。アスレチック広場や、はにわ園などもあり、地元に人気の公園です。

そんな平和台公園ですが、心霊スポットの噂もある公園です。元々こちらの平和台公園は、戦争の戦没者を弔うために作られた公園です。今でも成仏できない幽霊が彷徨うと言われています。

例えば、平和の塔の近くには女性の幽霊が出没するとか、公園内のはにわが動いたり目が光ったりするとか、公園内にある新池で自○した女性が幽霊になって出てくるそうです。昼間は爽やかな公園ですが、夜は結構怖いそうで、危険な感じがしますね。

市民の森|宮崎の心霊スポット

画像:宮崎市観光サイト

南北10kmにもおよぶ巨大な森林公園の「阿波岐原森林公園」の中にある「市民の森」です。花壇には四季折々に美しい花が咲き、「ハナショウブ園」では5月下旬~6月上旬にかけて「はなしょうぶまつり」が開かれます。広い園内を散策するために貸自転車も用意されています。

さて、今は整備されて美しい公園施設になって観光スポットにもなっている市民の森ですが、それ以前は自○の名所として有名な場所でした。特に池の周りで首つり自○をする人が多く、その幽霊が彷徨っていると噂されています。

愛宕山|宮崎の心霊スポット

画像:じゃらんねっと

県内で唯一の日本夜景100選にも選ばれている霊山、「愛宕山」です。「ニニギノミコトとコノハナノサクヤビメの出会いの地」とも言われていて、「出逢いの地」のモニュメントもあります。愛宕神社があり、絶景が見られることで有名な愛宕山は観光スポットとしてもデートスポットとしても有名な山です。

心霊スポットとしては女性の幽霊が出るくらいしかないのですが、お地蔵さんがたくさん並んでいる場所があるので、ちょっと怖い感じがするのでしょう。噂としてはデートスポットとしての方が知られています。

寒川集落|宮崎の心霊スポット

宮崎の山間部にあった、今は廃村になった「寒川集落」です。ドキュメンタリー映画「寒川」で限界集落として扱われていました。1986年には廃村になっていたと言われていますが、実際は2010年までは人が住んでいたそうです。林業を生業としていた住民でしたが、その林業が廃れたことをきっかけに離村が進み、急速に廃れていった経緯があります。

廃村したということで廃墟ができ、心霊スポットとして噂されています。女性の幽霊が出るなどと言われていますが、実は具体的な話はありません。こちらはイメージで心霊スポットになっている可能性があります。

宮崎の心霊スポットに遊び半分で行くのは危険!

宮崎県内で噂されている心霊スポットについてご紹介してまいりました。これらの場所には、さまざまな因縁や背景があるとされており、心霊的な側面だけでなく、老朽化した廃墟など物理的にも危険を伴う場所が多く含まれています。興味本位や軽い気持ちで訪れることは、思わぬ事故やトラブルに繋がる可能性もありますので、十分にご注意ください。